今年度創立75周年を迎えた豊橋ロータリークラブ(井川和英会長)の記念例会が10日夕、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。会員や来賓、地区役員、東三河分区の会長・幹事ら約160人がクラブの節目を祝した。
1950年8月10日に名古屋RCをスポンサーに発足。これまでに多くのクラブのスポンサーとなり、複数の地区ガバナーを輩出してきた。
周年テーマ「集いて図る心はひとつ」を掲げた式典では、井川会長が「創立以来、先人の皆さま方の奉仕の精神と地域社会の貢献の歩みが今日の礎を築いている。ロータリーの歯車は回り続けている。さらに強固によき縁をつないでいくことがわ大切だと思う」などとあいさつ。佐々木利政創立75周年記念実行委員長が「大勢の皆さんと心一つにして、大きなテーマのもと委員会が結束、多くのメンバーに手助けいただき、八つの事業が行われている」として記念事業を説明。「今回の事業を通して75周年を一つの通過点とし、25年後の100周年に向けクラブが一丸となりまい進していくつもりです」などと述べた。
75周年記念特別委員会の村井總一郎委員長が記念事業のテーマを説明した後、紅林友昭直前会長が記念事業を順に紹介。市内全小学校で活動した「ペットボトルキャップ回収大作戦!」▽キャップ回収の礼として児童に向けた「夢ギフト講演」▽ラッピング電車やデジタルサイネージでのPRといった「ポリオ根絶プロモーション」-などの奉仕事業、豊橋市へ牛川の渡しの看板取り付けや案内小屋へのAED寄贈▽ロータリー財団と米山奨学金への寄付-などの寄付事業、青少年や勉強や研究のため来日した外国人を支援する「豊橋ロータリークラブ昌学会基金」の創設を披露。井川会長から長坂尚登市長、鈴木康仁地区ガバナーへ寄贈品、寄付金の目録が渡された。
祝賀会ではハープ三重奏や会食のほか、75年を振り返る映像の上映などあり、出席者はクラブの歴史を再確認し、一層の発展を期した。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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