豊川の代田小でアミーゴ集会

2018/06/01 00:00(公開)
ブラジルの楽器を手に歌って踊る外国籍の子どもたち=代田小学校で
 豊川市立代田小学校(小島修校長)で、外国人児童らが企画する恒例の「アミーゴ集会」が開かれた。南米やフィリピン、中国などの国籍の児童が多い同校ならではの行事で、約30人の外国籍児童が全校児童向けにアトラクションを発表した。
 最初にポルトガル語、スペイン語、タガログ語などであいさつ。各国のクイズでは児童らが司会を務め、「フィリピンでは昼食をどこで食べてもいい」「中国では森で捕まえようとする人が増え、野生パンダが減っている」などの豆知識を紹介。ブラジルに伝わる「カポエイラ」の演技の披露や、フィリピンの手遊び「ナーナイ・タータイ」を全員で体験する時間も設けた。
 最後は、タンバリンに似たパンディロや、打楽器のアコゴやスルドといったブラジル伝統の楽器を紹介。いずれもサンバで使われる道具で、「風になりたい」(THE BOOM)を日本語とポルトガル語の両方で歌い、全校児童も一緒に踊ってお祭りムードとなった。
 「トドス・アミーゴス!」(みんな友達)という言葉で締めくくった集会は、毎年海外の知識や文化を学ぶだけでなく、国籍を超えた友情を育む貴重な機会になっている。秋には児童の父母らも参加して交流する「アミーゴ・フェスティバル」も予定される。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 蒲郡信用金庫 光生会 住まいLOVE不動産 虹の森 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国