見頃を迎えたササユリ

2018/06/03 00:00(公開)
例年より早くピークを迎えたササユリの花=豊橋市伊古部町のささゆりの里で
 豊橋市伊古部町の群生地「ささゆりの里」で、約3000株のササユリが花を咲かせている。今年は例年より1週間ほど早くピークを迎え、見頃は10日ごろまで。2、3両日はまつりも開かれ、白やピンク色の大輪が来場者の目を楽しませている。
 ササユリはユリ科の球根植物で、伊古部町の花はピンク色が強いのが特徴。
 同町ではかつて、自生するササユリが多く見られたが、群生地がある里山の環境変化で激減。1996(平成8)年に、地元住民らが伊古部町笹百合保存会を発足し、種を取って育て、球根を植える活動を続けている。
 まつりでは、同保存会が売店や接待所を設置。市内外から訪れる観光客を、メンバーや延べ100人以上の地元・市立高豊中学校生徒らがもてなしている。
 同中3年の丸田佳奈さん(14)は「たくさんの人が来てくれてうれしい。楽しかったと言ってもらえるように心を込めてもてなしたい」と話した。
 3日も豊橋鉄道渥美線「大清水駅」から会場まで無料バスが運行される。
(飯塚雪)
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