豊川の小学生らクラシック楽器に親しむ

2018/06/07 00:00(公開)
クール・メンズラーと共演を楽しむ児童ら=一宮南部小学校で
 豊川市内の小学校で6日、クラシック楽器で三重奏を奏でるアーティスト「クール・メンズラー」によるアウトリーチ事業が行われた。一宮南部小学校では4~6年生の児童約70人が参加。クール・メンズラーのヴァイオリン平光真彌さん、ヴィオラ新谷歌さん、ピアノ前田祐里さんがクラシック曲を通じて子どもたちと交流した。
 平光さんはヴァイオリンがマツやカエデの木、ヒツジの腸などで作られ、弓も含めれば500万円以上の費用を要することを紹介。ビバルディ作曲の「四季」で、冬に氷で滑る様子や、春の鳥のさえずりや川のせせらぎが表現されたメロディーを紹介しながら奏でた。
 児童らには色とりどりのサンドペーパーが配られ、楽器の奏でるリズムに合わせて紙をこすり合わせて音を出し、アンサンブルも楽しんだ。森川楓叶さん(6年)は「素敵な音で楽しい45分間でした」と振り返った。
 この日は小坂井西、豊川小学校でも同様に行われ、きょう7日は御油、三蔵子、金屋小学校で実施。午後7時からは小坂井文化会館で大人のためのクラシック入門レクチャーコンサート(入場料1000円)を開く。
(由本裕貴)
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