愛知大学出身で長年中日ドラゴンズの抑え投手で活躍した岩瀬仁紀さんに、これまでのドラゴンズの戦いや豊橋で過ごした学生時代の思い出などを聞いた。
―今年のドラゴンズはどうですか。
◆投打がかみ合わない試合が目立ちます。若手選手が今よりもっと打てるようになったらチームの雰囲気も変わります。点を取る形を見つけられるまで我慢の時期です。
―投手陣は。
◆先発は先に点を取られてはいけない意識が強すぎるのか、先制されることが多いです。トータルで抑えればいいという意識で投球できればいいと思います。一方、中継ぎはR・マルティネスを筆頭に、松山晋也、清水達也、藤嶋健人ら安定しています。いかに前半に点を取って、中継ぎにつなぐかが鍵です。
―マルティネスはどう見てますか。
◆僕とは違って圧倒していますよね。ただ、同点では違います。僕もそうでしたが、気持ちが入りきらない感じがあります。投げて試合が終わらないところに投げづらさがある。なるべくセーブがつく場面で投げさせてあげたいです。
―豊橋の思い出を教えてください。
大学時代は南栄で下宿していて、近くの牛丼屋やイタリアン「アルデンテ」に仲間と行っていました。アルデンテは閉店してしまいましたが、ナスのミートソースはよく食べてました。
―愛大野球部では息子の法樹さんが所属していますが。
◆言葉をかけることはありません。好きなようにやってほしいです。
―今後の目標は。
◆指導者は声がかからないとありませんが、何らかの形で野球に関わっていたいです。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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