蒲郡で大学生「地域活性化プランコン」

2018/09/14 00:00(公開)
ポスターを手に発表会への来場を呼び掛ける竹内委員長㊥ら=蒲郡市役所で
 大学生たちが蒲郡の課題解決策を考える第2回「蒲郡地域活性化プランコンテスト」(同実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)が15日から17日までの3日間、蒲郡市内で開かれる。今回「高齢活性化」をテーマに学生らがグループで考え、最終日の17日に同市神明町の蒲郡信用金庫本店ホールで発表する。
 コンテストは公募で集まった大学生たちがテーマに沿って合宿しながら地元住民と意見交換や蒲郡市内を歩いてアイデアを考え、発表する。昨年初めて行い、「名鉄西尾・蒲郡線」を題材にした。
 今年のテーマは「高齢活性化」。実行委員で同市蒲郡中学出身の大学3年・杉田壮一朗さんは「高齢化は全国的な課題だが、ポジティブにとらえてどう活性化につなげられるのかを考える機会となれば」と話す。
 参加するのは公募で選ばれた関東や県内、京都、岡山の大学生21人と、蒲郡出身の大学生7人の計28人。形原温泉の旅館に2泊し、7グループに分かれて地元の住民らと意見交換するほか、市内各所を見学する。
 実行委員長で三谷中学出身の大学4年・竹内涼
さんは「昨年はプランを考えるのみとなったが、今回は実行できるような仕組みづくりまで考えていくようにしたい」と話した。
 発表会は17日午後1時から5時まで行われる。
(安藤聡)
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