豊橋で印章供養祭

2018/10/10 00:00(公開)
役目を終えた印章の供養祭=二川伏見いなりで
 愛知県東三印章組合(丸山昇組合長)は7日、豊橋市大岩町の二川伏見いなりで印章供養祭を行い、役目を終えた実印などを組合員らが感謝込めて処分した。
 「印章の日」の10月1日に合わせ、1996(平成8)年頃から毎年、10月第1日曜に実施している。
 供養祭は、境内にある印章の入魂、納印の神がまつられている印章神社で営まれ、東三河の9店舗でつくる同組合の組合員と、廃印を納めに来た女性らが出席。浦野智雍宮司による神事に続き、廃業や家族の死去などに伴い不要となったはんこを燃やして処分した。
 丸山組合長は「印章は自分の分身。捨てないで、組合の店に持って来てくれれば、お払いをして供養します」と呼び掛けている。
(中村晋也)
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