新城ラリー開幕

2018/11/04 00:01(公開)
特設コースで迫力ある走りが披露されたデモンストレーションラン=県営新城総合公園で
 モータースポーツのJAF全日本ラリー選手権第10戦「新城ラリー2018」(同実行委員会主催)が3日、新城市の県営新城総合公園をメイン会場に始まった。初日から大勢のファンが詰めかけ、エントリーしたラリーカー80台の迫力あるタイムアタックを観戦した。
 ラリーは一般公開された同公園と鬼久保ふれあい広場、林道の「ほうらいせん一念不動」「くらがり渓谷」の4カ所で各2本ずつ走り、タイムを競い合った。
 同公園では公園内では緩やかな坂道と急カーブを織り交ぜた長さ550㍍のコースが設けられた。沿道に詰めかけたファンはエンジン音のうなりをあげながら目の前を走ったり、スリップ音を立ててコーナーを曲がるマシーンにくぎ付けとなり、カメラで撮影したりして観戦した。
 他にもコースを使ったデモンストレーションランと同乗走行のイベントも行われた。
 会場ではほかに「世界ラリー選手権」(WRC)の日本ラウンドを2020年開催に向けて招致するためにメッセージを募るコーナーもあり、気運を高めた。
 ラリーは4日も同公園と鬼久保ふれあい広場で開かれる。
(安藤聡)
WRC日本ラウンド開催招致のために設けられたメッセージボード=同
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