豊橋調理製菓専門学校で地産地消料理コン

2018/11/08 00:00(公開)
アイデア料理の審査風景=豊橋調理製菓専門学校で
 新しい発想で、地元食材を美味(おい)しく調理-。豊橋調理製菓専門学校(豊橋市八町通1、鈴木良昌校長)で7日、学生が三河産の食材を使ったアイデアメニューを発表する「地産地消コンテスト」が開かれた。
 地元の食材を勉強し、各食材の特徴が生きる献立を考えて、材料購入からカロリー・原価計算まで行い、創作料理・スイーツを作る毎年恒例の取り組み。今年のコンテストには昼間部の学生と夜間部の希望学生計115人が参加した。
 今年のお題は「冬瓜、ラディッシュ、ナス、豆味噌、緑茶、海苔」の豊橋・豊川・新城産の食材計6種。学生は9月から食材選びを行い、献立を考え、試作を重ねてきた。
 コンテストでは農政関係者やJAなど生産者、市内飲食店、同校外部講師ら27人が審査した。会場には見た目にも味にも工夫を凝らしたアイデア料理がずらりと並び、「レベルが高い料理が並んだ。審査が難しい」と鈴木校長。審査員は食材の生かし方やおいしさ、食感、独自性などに着目して慎重に審査、上位11点を表彰した。
(田中博子)
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