トンネル工事現場を地元住民が見学

2018/11/19 00:00(公開)
トンネル工事現場を見る参加者ら=新城市池場で
三遠道路の新城と東栄間
 新城市内で行われる三遠道路3号トンネル工事現場で18日、地元の池場区住民や市立鳳来東小学校児童向けの見学会が開かれた。地元住民の要請を受けて国土交通省浜松河川国道事務所が実施。約50人がトンネル坑内に入って掘削現場を見たりして作業員から工事の内容について説明を受けた。
 三遠道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町を結ぶ三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。東三河では新城市名号に鳳来峡インターチェンジがあり、浜松いなさジャンクションとの間13・4㌔は12年3月4日に開通している。鳳来峡ICと東栄ICが開通すれば、起伏ある山道区間となっている国道151号のバイパスとしても期待がかかる。
 同トンネルは新城市と東栄町との間に延長3566㍍で建設される。工事区は新城市側1776㍍、東栄町側1790㍍でそれぞれ別の業者が行っている。
 この日は新城市側工事区間で見学会が行われ、住民らは出入り口部分から1300㍍入った坑内を訪れ、火薬やボルトを設置するために岩盤を削る重機の実演を見たり、トンネル壁面に敷かれた壁面にメッセージを書き込んだ。
 池場区長の伊藤満さんは「開通すれば利用する道路。工事中の貴重な機会を地元住民と一緒に見ることができてよかった」と話した。
(安藤聡)
壁面にメッセージを書き込む参加者ら=同
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