福岡国際マラソン優勝、服部選手が田原市長へ報告

2018/12/26 00:00(公開)
山下市長に福岡国際マラソン、MGCについて話す服部選手㊨。左は佐藤監督=田原市役所で
 福岡国際マラソン(今月2日)で優勝し、2020年東京五輪代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得したトヨタ自動車陸上長距離部所属の服部勇馬選手(25)が25日、拠点にする田原市の山下政良市長を訪ね、レースを振り返るとともにMGCへの意気込みを話した。
 福岡国際は自己ベストの2時間7分27秒を記録、外国人選手にも勝ち、14年ぶりとなる日本人優勝を果たした。
 佐藤敏信監督と一緒に市役所を訪問した服部選手は「日本人トップを狙っていたが、外国人選手に勝てたという驚きが強かった」と感想。海外の大会に出てきたことが「外国人選手と競り合った時の負けない心に成長した」と優勝について話した。
 「練習の成果を十分に発揮でき、心と体のバランスが充実していた」とも語り、会心のレースだったという。
 佐藤監督も「優勝争いをしてくれと送り出した。優勝には驚いたが、自信になる」とたたえた。
 山下市長も「感激しました。この街で走っている人がチャンピオンになり、市民も『良かったね』と言ってくれる」と伝え、祝福した。
 今後は、元日の実業団日本一を決めるニューイヤー駅伝、全国都道府県対抗駅伝などのメンバーに期待される服部選手。東京都内で開催される来年9月15日のMGCにピークを持っていくよう調整する。
 「勝負強さがあったり、レースの駆け引きができたりする選手が強い。コースをしっかり頭に入れ、レースを想定して練習をしていきたい」と意欲をみせた。
(中村晋也)
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