御津高でスタントマンによる交通安全教室

2019/01/18 00:00(公開)
スタントマンによる内輪差事故の再現を見守る生徒ら=御津高校で
スタントマンによる内輪差事故の再現を見守る生徒ら=御津高校で
 豊川市御津町の県立御津高校(川澄誠校長)で16日、豊川署と全国共済農業協同組合連合会による、スタントマン実演による交通安全教室が行われた。
 事故の実演で交通事故の危険性を疑似体験する「スケアード・ストレイト教育技法」と呼ばれるもので、1、2年生約250人を対象に実施。グラウンドに用意された乗用車などを使い、スタントマンが自転車での二人乗りやスマートフォンを手に操作しながらの「ながら運転」をはじめ、交差点での一時不停止による出会い頭の衝突や、左折するトラックの内輪差に巻き込まれる様子などを体を張って再現した。車に衝突してスタントマンの体が勢いよく飛ばされると、見守った生徒からはどよめきが起こった。
 昨年、県内での交通事故死者数は189人で、68年ぶりに200人を割ったものの、都道府県別では16年連続でワースト記録を更新。このうち自転車利用者が2割を占めており、豊川市内では高齢者だけでなく、高校生が車にはねられて死亡する事故が起きている。
 御津高校では自宅や近隣の鉄道駅から自転車で通学する生徒が大半を占め、道幅が狭く交通量の多い国府町内を通る生徒も多いことから、交通安全意識の高揚も図る目的で実施された。
(由本裕貴)
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