豊川市スポーツ合宿支援モデル事業

2019/04/02 00:00(公開)
ミニトマトを食べる兵庫医科大サッカー部の森本さん㊧と小杉さん=赤塚山グラウンドで
 豊川市は28日、市田町の赤塚山公園グラウンドで、2019年度から新たに始めるスポーツ合宿支援のモデル事業を行った。遠征で来訪した兵庫医科大学サッカー部(兵庫県西宮市)に対し、ドローン(無人航空機)による試合の撮影やミニトマトの差し入れで後押しした。
 選手20人、マネジャー13人の同大サッカー部は27日から2泊3日で滞在中。夜は御津町の料理旅館・呑龍に宿泊し、日中は赤塚山グラウンドで他大学と練習試合を行っている。
 28日は富山大サッカー部と練習試合をする中、市の防災対策課の職員がドローンで上空から撮影。グラウンド全面が映る高さ85㍍からの定点カメラなどで映し、DVDに記録してチームに贈った。チームは守り重視のフォーメーションで、キャプテンの森本将梧さん(23)は「これを見て戦略を練りたい」と話した。
 また、昼休みにJAひまわり提供のミニトマト「ハニーレット」約300個が配られ、選手たちが舌鼓を打った。豊川産で、疲労回復に効果があるリコピンが詰まったミニトマトに「甘くておいしい」「みずみずしい」という声が上がった。
 今回、複数の課が連携し、市の魅力も生かして学生らへのサポートを展開したように、市は新年度から、市内の宿泊施設と体育施設を利用する10人以上の団体を対象にさまざまな支援を行い、最大10万円の補助を行う新事業を始める。市教委スポーツ課の片岡謙友課長補佐は「実際に利用した学生による口コミで広まり、豊川市を使ってもらえる団体が増えれば」と期待した。
 兵庫医科大サッカー部で、今回遠征先を豊川市に選定した小杉兼司さん(23)は、2年前に人工芝に改修されたグラウンドでプレーし「やりやすい芝で、空気もきれい。ほかの学部やクラブの学生にも勧めたい」と話していた。
(由本裕貴)
ドローンによる映像を確認する選手たち=同
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