プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は21日、豊橋市総合体育館で「シーホース三河」との第2戦を行い、序盤から主導権を握られ69対83で連敗。年内のホーム最終戦を飾れなかった。
開始直後は三河の連続得点などで第1クオーター(Q)は24対12と大きくリードされた。三遠はデイビッド・ヌワバ選手が得点を重ね、第2Q中盤から湧川颯斗、児玉ジュニアら若手選手らの積極的なプレーで一時は一桁得点差まで迫った。
一方、三河はダバンテ・ガードナー、西田優大の両選手を中心に序盤から得点を重ねた。前日は68%で3点シュート(3P)を決めたが、この日はゴール下の強さなどリーグトップの攻撃力を発揮した。
ヌワバ選手や終盤で復調したダリアス・デイズ選手の連続3Pで点差を詰めたが、第3Qの22点差が響いた。
大野篤史ヘッドコーチは、40分間ディフェンスをやり切るという課題について「相手へのプレッシャーで結果的には3Pを防げたが、不要な得点やファウルを重ね、セカンドチャンスをものにできなかった」と分析。「リバウンドをとるまでが肝心だ。コート上の選手が役割と責任を自覚すべきだ」と述べた。
課題遂行について大野HCは「湧川、児玉、浅井英矢ら若手は意欲が結果に出ている」と評価した。湧川選手は「3P対策は修正できたが、不要なファウルなどが多過ぎた。1対1で簡単に攻撃を許すなどまだ課題が残る」と振り返った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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