蒲郡市竹島水族館は24日、10月12日に生まれたカピバラの赤ちゃん5頭(雄3頭、雌2頭)の名前が決まったと発表した。27日午後2時から命名式と、カピバラ探検家のカピゴン松島さんによるスペシャルトークショーを開く。
5頭は、館内で飼育する雄「しんた」と雌「めめ」の間に誕生。現在は職員に見守られながら順調に成長しており、かわいらしい姿が来場者の人気を集めている。
職員はこれまで仮名で呼んでいたが、より多くの人に親しみを持ってもらおうと、11月8日から今月14日まで来館者を対象に名前を募集。期間中に集まった2674通の中から、飼育員4人が選考した。
その結果、雄は赤茶色の体毛の「みたらし」、黒っぽい体毛に白いまろまゆの「くろまめ」、きりっとした顔立ちの「くろごま」に決定。雌は体が最も白い「もも」と、うっすら白い「みみ」に決まった。
飼育員の酒向穂さんは「これからは正式な名前で呼び、来場者の皆さんにもさらに親しんでもらいたい」と話している。
27日のトークイベントでは、野生下のカピバラの生態を紹介する。また、松島さんが現地の南米で撮影した写真の展示も来年1月11日までカピバラ展示場で行われる。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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