バスケットボールBリーグの西地区の「三遠ネオフェニックス」に、キャメロン・ジャクソン選手(29)が短期契約で加わった。「横浜ビー・コルセアーズ」を退団後、12月上旬に合流したビッグマンは、スタッツ以上に卓越したバスケットIQと献身的な姿勢で欠かせない選手になっている。
ジャクソン選手の加入について、大野篤史ヘッドコーチは「短い間でもアジャストし、バランサーになっている。賢いプレーヤー」と評価する。特に、20日の「シーホース三河」戦では12得点6アシスト3リバウンドを記録。一方、チームは94対109の逆転負けで「守備を良くするための踏み込んだコミュニーションが足りなかった。判定に苦しむ場面はあったが、強度の維持が不十分だった。攻撃ではシュート成功率、リバウンド数が足りない」と反省した。自身の役割について「攻撃では自分のアドバンテージを生かし、スクリーナーとしてチャンスをつくり、少しでも得点に貢献すること。守備では正しいポジション取りで周りをサポートする。自分の仕事をきっちりと遂行し、ミスをしないことが重要」と語る。
チームメートについては「河田チリジ選手やダリアス・デイズ選手らとは『ここはこの読みが必要』『もっとアグレッシブに』などの会話を絶やさないようにしている。日本人選手も『こう動けばオープンになるからこうしてほしい』と細かな意思疎通を図っている。シーズンを一緒に戦ってきたような感覚で受け入れてくれている」と感謝する。ブースターには「最初から最後まで大きな声で応援し続けてくれる。その熱気と愛に応えられるようにプレーしたい」と思いを語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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