陶人形師・追平さんと弟妹の作品展

2019/04/11 00:00(公開)
新作を披露する追平さん=豊川市桜ヶ丘ミュージアムで
 豊川市桜ヶ丘ミュージアムで、新城市名号の陶人形師・追平陶吉さんと弟妹による作品展「追平陶吉 兄妹展」が開かれている。14日まで。
 追平さんは1940(昭和15)年、豊川市生まれ。90(平成2)年に、独学で陶人形制作に打ち込み始め、2001年には名号へ工房を兼ねた「ギャラリー陣」を開設、戦国武将をはじめとする独創的な陶人形の創作に励み、各地で作品発表を行っている。同館での発表は約10年ぶりという。
 しなやかな体躯、凜々しい表情ながら美麗な武将の人形で知られる追平さん。「武将人形の作品も見てもらいたい」と開いた今展では、新作の七福神や干支(えと)にちなんだかわいらしいイノシシ、閻魔(えんま)をはじめ、童子や女性、もちろん代表作の武将人形など計50数点を発表した。
 七福神はいずれも穏やかで福々しい表情。武将は自身が好きな織田信長をはじめ、徳川家康、来年のNHK大河ドラマになることで注目される明智光秀などを並べている。「やわらかな雰囲気の作品も見て欲しい」と追平さん。
 今回は、初の兄妹展として、豊川在住の弟・進さん、妹・操さんの趣味の作品も展示。進さんは石粉粘土で作った狐面などを披露、操さんは11年前から始めたという古典絵柄や風神雷神などを題材にした着物地で作る布絵作品や、かわいらしい置物・明かりとりなどの陶芸作品を多数並べ、会場を華やかに彩っている。
(田中博子)
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