豊橋市八町通３の医療法人善恵会（長屋孝美理事長）の長屋病院介護施設「ふくろう」で16日、恒例の「敬老の日」イベントが開かれた。心尽くしの食事や、職員やボランティアらによる華やかなアトラクション、表彰や誕生月のプレゼントなどでグループホームやデイケアセンターの利用者らの長寿を祝った。

　新棟が建てられて初の敬老会。この日は見晴らしの良い４階に73～１０２歳の利用者と家族や職員、ボランティアら約１００人が集まった。

　長屋洋子理事のあいさつの後ランチショーが始まり、名物の特大ちらし寿司などが振る舞われたほか、地元の「リコーダーアンサンブル」「ブルーポピンズ」による音楽演奏、職員らによる寸劇「水戸黄門」などで利用者らを楽しませた。

　浅井由崇市長を迎えての、長屋理事長による「リーダーシップ賞」「皆勤賞」などの利用者表彰では、表彰状を受け取り感激のあまり涙する人もいた。終盤は職員やボランティア、ゲストが仮装で披露した「夢芝居」「夜来香」「マツケンサンバⅡ」などのショーがあり、会場は大いに盛り上がった。