豊川一宮西部小で中国人留学生と学習会

2019/09/12 00:00(公開)
孫さんに教わり、指を使った数え方を実践する児童ら=豊川市立一宮西部小で
孫さんに教わり、指を使った数え方を実践する児童ら=豊川市立一宮西部小で
 独自に英語教育の取り組みや研究を行っている豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は、2学期の始業式に「ミニグローバル集会」を開催し、中国人留学生で、名古屋学院大学大学院の孫俊清さんを招いた。
 最初に、4年生児童が1学期の総合学習でインターネットや本で調べた、中国の食べ物や動物、学校生活や世界遺産について発表した。
 中国・山東省出身の孫さんは来日して3年目で、流暢な日本語で母国について紹介。人口は日本のおよそ10倍、国土の広さは25倍であることや、全56の民族が生活していることを踏まえ「広いので地域によって食べ物がずいぶん異なります。四川料理は辛いです」と明かした。
 また、日本の漢字とは意味が異なるとし、中国では「手紙」はトイレットペーパー、「先生」は自分より年配の方の敬称、「床に寝てください」は「ベッドに寝てください」という意味になることを明かし、子どもたちは異なる文化に興味津々に聞き入っていた。
 集会後、孫さんは4年生の教室でも児童たちと交流。「親指と小指を立てると『6』になります」などど指を使った数の数え方を紹介した。子どもたちからは質問が相次ぎ、「日本でびっくりしたことは」の問いには「町がきれいなこと、皆さんのマナーが良いこと」、「中国で人気のあるスポーツは何ですか」の問いには「私の町ではバスケットボールが人気です。公園などに自由に使えるコートがあって、朝早くからスポーツを楽しみます」と答えていた。
(由本裕貴)
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