修学旅行でエコ活動 豊川一宮西部小の6年生

2019/09/16 00:00(公開)
エコバッグを手に京都での修学旅行を楽しんだ児童ら(一宮西部小提供)
エコバッグを手に京都での修学旅行を楽しんだ児童ら(一宮西部小提供)
 豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)の6年生児童85人は、今月8日から2日間の日程で京都を訪れた修学旅行でエコ活動を展開した。
 京都市環境政策局の企画で、同市内の旅館に宿泊する中で「歯ブラシを持参し、宿泊施設の使い捨て歯ブラシは使わない」「エコバッグを持参し、買い物でレジ袋や紙袋をもらわない」「出された食事は完食するよう努める」の3点に取り組んだ。京都議定書が締結された京都市では環境に優しいライフスタイルの定着を進め、観光客にもごみの減量や分別への協力を呼び掛けている。
 一宮西部小で環境教育を担当する酒井正人教諭の計画で、児童らは京都市から配布されたエコバッグを持参し「一西小エコレンジャー」として活動した。清水寺などでの買い物では「レジ袋はいりません。この袋に入れてください」と店員に伝えるなど、環境保全を心掛けた。
 同校では5年生が総合学習でエコを学び、美化委員や給食委員が活動を推進。大学時代を京都で過ごした柴田校長は「京都の人々がどのように美しい環境を守ってきたのか、守る努力をしているのかを子どもたちにも知ってほしいと思った。これからの生活にも役立ててほしい」と話し、保護者で市学校運営協議会の彦坂潤子さんは「エコバッグをみんなで使うことで意識が持てると思う」。参加した児童も「ちょっとだけ、エコ活動に協力できた。このちょっとを積み重ねていきたい」と話した。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 虹の森 さわらび会 光生会 藤城建設
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国