校歌制作者と合唱 開校25周年の豊橋つつじが丘小

2019/10/04 00:00(公開)
児童たちと校歌を合唱する富安さん㊧と金藤さん=つつじが丘小学校で
児童たちと校歌を合唱する富安さん㊧と金藤さん=つつじが丘小学校で
 豊橋市立つつじが丘小学校で3日、開校25周年を記念したミニコンサートがあり、全校児童585人が校歌として親しまれている歌の制作者2人と一緒に合唱し、節目を祝った。
 同校は1995(平成7)年に開校した市内で一番新しい小学校。歌「夢かなうその日」は、開校当時の児童や教諭、地域住民から歌詞を募り、市内のミュージシャンが集まって制作した。金藤カズさん(64)=同市在住=が作詞作曲、当時のPTA会長の同級生だった富安秀行さん(63)=犬山市=がプロデュースを手掛けた。
 ミニコンサートでは、児童から事前に集めた質問に2人が回答。金藤さんは「子どもの頃の遊び場にできた学校だったから、昔を思い出しながら作った」「今までにない校歌を作りたかった」などと制作秘話を披露した。
 現在、全国を歌いながら旅している富安さんは「25年経って、みんなに歌われていることがすごくうれしい」と感慨深げに話し、校歌をバラードやロックバージョンで歌い上げた。
 最後はギターとピアノに合わせ校歌を大合唱。児童たちの伸びやかな歌声が体育館に響き渡った。児童の代表は「たくさんの人たちが思いを込めて作ってくれたことを思い出しながら、この歌を歌っていきます」と感謝の気持ちを伝えた。
(飯塚雪)
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