飲食店支援のサイト

2020/04/12 00:00(公開)
サイト「#おいしいカタログ」について説明する北郷社長=豊橋市役所で
サイト「#おいしいカタログ」について説明する北郷社長=豊橋市役所で
フェニックスと東三河の情報誌協力

 プロバスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているホームタウン豊橋市の飲食店を支援するため、東三河の情報誌「はなまるプラス」と手を組み、テークアウトやデリバリーを行う飲食店を紹介するサイト「#おいしいカタログ」を立ち上げた。プロスポーツクラブとしての発信力を生かし、市民へ情報の周知を図る。
 サイトは「東三河食べ支えプロジェクト@豊橋」と題したプロジェクトの一環で、豊橋市も協力する。
 チームの運営会社「フェニックス」(豊川市)の北郷謙二郎社長は「飲食店に活気が戻り、まちににぎわいが生まれ、生活する人が笑顔になれるようにとの願いを込めた」と説明する。
 はなまるプラスが飲食店に声を掛け、インスタグラムやツイッターなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に5万5000人以上のフォロワーのいるフェニックスがサイトの周知を図る。今後、選手にもPRしてもらう予定。
 外出自粛の影響で、豊橋市内の飲食店は来店客が激減。飲食店経営者は「店に来てもらうのはよくないことと重々わかっているが、来てもらわないと売り上げがない。SNSでの発信も後ろめたさを感じ、八方ふさがりだった。豊橋は飲食店が多く、情報が客へ届かず、テークアウトでも売り上げを取るのが難しかった」と窮状を訴える。
 佐原光一市長は「手伝える部分はしっかり応援していく。立ち直りの時期を迎えたとき、豊橋は元気だぞというところを見せたい」と意気込む。
 「#おいしいカタログ」には、焼肉やイタリアン、居酒屋などさまざまなジャンルの飲食店が並び、各店のテークアウト、デリバリー情報が中学校区ごとに検索できる。9日時点で28店舗が登録しており、掲載を希望する飲食店を募集している。
(飯塚雪)
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