「蒲郡温室みかん」収穫始まる

2020/04/16 00:00(公開)
色合い良い温室ミカンを収穫する尾崎さん=神ノ郷町で
色合い良い温室ミカンを収穫する尾崎さん=神ノ郷町で
 蒲郡市内で、全国ハウスミカンのトップブランドを誇る「蒲郡温室みかん」の収穫が始まった。神ノ郷町の生産農家、尾崎恭啓さん(69)は「今年も例年通り、色も形もきれいになった」と出来栄えを語る。20日から店頭販売される。
 品種は「宮川早生(わせ)」。果肉の粒を包んでいる房が柔らかく、紅色が濃いのが特徴だ。流通関係者からの要望が強い7、8月の中元需要期に合わせて出荷計画を立てている。
 市内では、農業経営支援ツールを活用している。測定したハウス内の環境データや管理・生育情報を共有して収穫量や品質向上が実現した。また、ミカンの害虫の天敵を使用し、農薬散布を少なくする方法にも取り組んでいる。
 JA蒲郡市によると、今季は94戸が26・3㌶で栽培、1310㌧の生産を見込んでいる。
 尾崎さんは「ほどよい酸味と甘さが合って、おいしい。皮もむきやすく食べやすい」と話した。
(林大二朗)
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