豊橋で「まちなか図書館」意見交換会

2020/07/21 00:00(公開)
意見を発表する参加者ら=豊橋市中央図書館で
意見を発表する参加者ら=豊橋市中央図書館で
 豊橋市は19日、駅前大通2の再開発ビル内に整備する「まちなか図書館」のサービスのあり方を考えるワークショップを始めた。抽選を経た高校生から60代までの20人が市中央図書館の会場に集まり、初回は選書について意見を出し合った。
 まちなか図書館は、「豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」が建設するビル東棟の2、3階に入る。来年の完成を予定している。中心市街地に立地することから、にぎわい創出を図る施設として期待がかかる。
 延べ4000平方㍍で蔵書は10万冊、目標とする利用者は年間50~70万人としている。2階には子ども、公開講座、カフェのスペースがあり、階段を座席にして大型映像が見られるようにする。3階部分はグループ活動スペースと、ガラス窓に面したリラクゼーションスペースを設ける計画がある。
 「本は行動につながる。役に立つ」という前提。どのような本が求められているのかを4グループに分かれて意見を出し合った。
 参加者は「流行している漫画に関係ある本を1のコーナーに集める」「科学分野の書棚近くで、実験などワークショップができるようにする」「聴覚や視覚の障害者も利用できるようにする」「市電沿線という立地条件で歴史を伝える」などの意見を出した。
 ワークショップは今後26日に「飲食・会話など運営ルール」、8月9日に豊橋市中央図書館で「本の閲覧や貸し出し業務以外の活動内容」についてそれぞれ話し合う。
【安藤聡】
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