プロバスケットボールＢリーグの２０２０―21シーズン開幕を前に、県内の４チームが９日、そろって大村秀章知事を表敬訪問。それぞれ新シーズンにかける抱負と新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組みを報告した。
　訪れたのは、Ｂリーグの古川宏一郎代表理事ＣＯＯと、豊橋市に本拠を置く「三遠ネオフェニックス」の北郷謙二郎社長、寺園脩斗キャプテンと、「シーホース三河」（刈谷市）、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」（名古屋市）、「ファイティングイーグルス名古屋」（同）の関係者で計９人。古川代表理事ＣＯＯから紹介された後、１人ずつ、今シーズンにかける意気込みを披露した。
　ネオフェニックスの北郷社長は「昨シーズンはコロナでシーズン途中で終わってしまい、残念な思いをした。今シーズンもまだどういう形で開幕するのか決まっていないが、しっかりと戦って、県民やファンの皆さんに元気を与えていきたい」と抱負を述べた。寺園キャプテンは「今シーズンは目標に向かって戦い、皆さんに元気を与えるプレーをしたい」と意気込みを語った。
　大村知事は「コロナを乗り切って来月から新しいシーズンが開幕する。ぜひ頑張ってほしい。ネオフェニックスの試合はまだ見ていないので今シーズンはぜひ観戦に行きたい」などと話して激励。最後に全員で記念撮影した。
（後藤康之）