豊橋市長選 8投票所で本社出口調査

2020/11/10 00:01(公開)
 東愛知新聞社は8日、豊橋市内8投票所で出口調査を実施した。400件の回答を目標に調査を進め、533人から回答を得た。回答者は男性307人、女性226人。
 この結果、浅井氏に投票した人は54・4%、佐原氏は40・5%、鈴木氏は5・1%となった。実際の得票率は、浅井氏が53・69%、佐原市が37・43%、鈴木氏が7・81%だったため、ほぼ開票結果と同様の傾向が出た。
 支持政党別にみると、「支持政党無し」(無党派層)が64・9%を占めた。このうち、浅井氏に投票したと答えたのは60・4%、佐原氏は32・7%。浅井氏が、選挙の大勢を決めるとされる無党派層の多くを取り込んでいたことが分かる。
 次に多かったのは自民党支持層で回答者の26・3%を占めた。このうち、浅井氏に投票したと答えたのは19・2%おり、自民、公明推薦だったにもかかわらず、2割が浅井氏支持に回ったことになる。佐原氏へ投票したのは65・0%だった。立憲民主党支持と答えた人は少なかったが、9割近くが浅井氏に投票していた。
 男女別では、浅井氏は男女とも54・4%を獲得。佐原氏は男性が43・0%、女性が37・2%で、鈴木氏は女性票の8・4%を得て、1万票台に乗せた。
【山田一晶】
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