バスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」は5~6日に沖縄市の「沖縄アリーナ」で琉球ゴールデンキングスとの開幕カードに臨む。オフに強化したディフェンスの成果を見せて波に乗りたい。
琉球は、昨季リーグ準優勝、2022年度は日本一の強豪。通算で2勝18敗と大きく負け越し、昨年は0勝2敗と分が悪い。特に、新加入の伊藤達哉に注意したい。昨季は1試合平均約4アシストで攻撃の起点だ。ヴィック・ローやケヴェ・アルマらゴール下からコート外側でもプレーできる選手も多い。
一方、三遠は今季から入った日本代表の吉井裕鷹、元NBA選手のデイビット・ヌワバに期待がかかる。吉井は、アルバルク東京から出場機会を求めて加入した。パリ五輪では攻守で躍動。大柄な外国人選手にも当たり負けしない体の強さとディフェンス力はリーグ屈指だ。
ヌワバは米NBAのシカゴ・ブルズなど計6シーズンで通算237試合出場の経験を持つ。高い身体能力を生かしたドライブとブロックショットが持ち味だ。
強化したゴール下のディフェンスに加え、佐々木隆成、大浦颯太らの司令塔、外国籍のヤンテ・メイテンやデイビッド・ダジンスキーらの残留組も健在で、昨季以上の戦いが見られそうだ。
両日とも午後6時5分開始。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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