2024~25シーズンの開幕は、昨季リーグ準優勝の琉球とアウェーでの戦いでした。
激戦予想の中、初戦は序盤から琉球のインサイド、フェニックスは3点シュート(3P)と特徴を生かした接戦となりました。琉球の激しい守備にミスを重ね、流れをつかめない苦しい展開でした。相手リバウンドからの得点も許し8点差を追って前半終了。後半もリバウンドを奪われ、一時は15点リードを許す危機的状況でした。そこへ津屋の2本の3P、第3クオーター(Q)の終了間際にダジンスキーも3Pを決めて6点差に詰め寄ります。得点を奪い合う中、大黒柱メイテンにボールを集め土壇場で同点とし延長戦に。もつれた展開でキャプテン佐々木が値千金の3Pを決め96対92で先勝しました。
第2戦は序盤から点の奪い合いです。琉球の3Pが高確率で決まり、11点差で1Q終了。2Qはメイテンの3Pで先制するも琉球の攻撃を止められず、15点のリードを許しました。激しいディフェンスから佐々木、大浦の得点で7点差に詰め寄り前半終了。後半もアグレッシブなアタックで得点しますが、琉球は3Pで返す一進一退の攻防が続きます。フェニックスが鬼気迫るディフェンスで流れを作り3点差で最終Qへ。互いの意地がぶつかり、息もつけないシーソーゲームでしたが、ホームの意地を見せた琉球に74対82で惜しくも敗れしまいました。
昨季まで16連敗中の苦手琉球に、初戦は苦しみながら大逆転勝利。第2戦も苦しい展開の中、激しいディフェンスで大接戦を演じました。強豪相手に今後につながる戦いができたと思います。
初戦は23得点、10リバウンドで勝利に貢献。第2戦も13得点、6リバウンドの活躍で試合を作りました。インサイドで存在感を示して相手ディフェンスを内側へ引き付ければ、他の選手も動きやすくなります。ボール運びや3Pも決められる大黒柱の後押しをよろしくお願いします。
次節12~13日はアウェーのスカイホール豊田で対シーホース三河と「三河ダービー」です。三河はタレントが豊富なバランスのあるチーム。リーグトップレベルの得点力を持つ外国籍選手、バスケットボールIQが高い選手がそろいます。どこからでも得点できる組織力の高い両チームで、熱い戦いになるに違いありません。フェニックスへの声援をよろしくお願いします。
試合会場に行けない人もバスケットLIVEで観戦可能です。
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