サッカー男子日本代表で豊川市出身の菅原由勢選手(24)=サウサンプトンFC所属=は13日、豊川市の竹本幸夫市長を訪ね、市内の全26小学校にサッカーボール240個を寄贈した。子どもたちに「環境のせいにせず、夢を持ち続け、豊川からそれぞれの分野で世界に羽ばたいてほしい」との願いを込めた。
市役所で寄贈式があり、菅原選手が竹本市長に「豊川から世界へ」とプリントされたサッカーボールを手渡した。その後、歓談した。
菅原選手は新型コロナウイルス禍の2020年に市に非接触スキャン体温計と消毒用アルコールを贈ったことがある。「だんだんと外遊びをする子が少なくなってきた。サッカー選手としてできることはないかと市と相談して決めた。ボール一つあれば誰とでも友達になれるし、遊ぶことの楽しさを知ってほしい」と語った。
来夏に控えたサッカーワールドカップ(W杯)に向けて「優勝できるよう、選手として何段階もレベルアップしていかないといけない」と気を引き締めた。竹本市長は「ぜひW杯で活躍し、また市役所に来てほしい」と激励した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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