豊橋市総合動植物公園(のんほいパーク)でこのほど、普段と景色を変えた場所で読書を楽しみ、対話を通じて学びを深めるワークショップ「読書ワーケーション」が開かれた。
昨今、若年層を中心に活字離れが進んでいる。そこで、新しい読書の形を広めるために、昨年12月に作家の沢渡あまねさん、「村井社会保険労務士事務所」代表の村井真子さん、同市で「ひとなる図書館」を運営する桜田純一さんらで、読書ワーケーション協会を設立した。豊橋では初のイベントだった。
この日、市内外から約25人が参加。園のスタッフから「ゾウとカンガルーのリーダシップ」の解説を受け、参加者同士で気づきをシェア。その後、モデレーターを務めた沢渡さんの著書「マネージャーの問題地図」を題材に、ゾウなどの群れで暮らす動物たちの特性から、人間の職場でのマネジメントの極意を学び合った。
ある参加者は「一人で読むとどうしても興味がある場所だけ目が行ってしまうが、他の方の考えを聞くことで学びが深まった」と話した。
現在、読書ワーケーション仲間のいるスポットは、東は東京、西は和歌山まで。のんほいパークやホテルアソシア豊橋、設楽町の旧田峯小学校図書館、天竜浜名湖鉄道の浜名湖佐久米駅、三重県四日市市の「おふろcafe湯守座」など18か所ある。村井さんは「スポットを全国各地に増やしていき、読書する文化をもっと浸透させたい」と話している。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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