23日に豊橋で「中部路面電車サミット」

2021/11/18 00:02(公開)
宇都宮市で導入されるLRTの外観(市HPから)
 「とよはし市電を愛する会」の創立30周年記念事業を兼ねた「第19回中部地区路面電車サミットin豊橋2021」は23日午後1時半から、穂の国とよはし芸術劇場「プラット」のアートスペースで開かれる。路面電車が新設される宇都宮市からの報告がある。
 同市は2023年、宇都宮駅と東の芳賀町にある工場団地を結ぶ全長14・6㌔の路面電車が開通する予定。車両はすべて低床車両を使うほか、駅も乗降しやすいバリアフリーになる。
 サミットでは、路線を運営する宇都宮ライトレール常務の中尾正俊さんが「LRT(次世代型路面電車システム)による未来都市の創造・宇都宮市」を演題に、路面電車を有効活用するまちづくりについて語る。工事の様子などについて、映像を使って紹介する。
 市電を愛する会の大辻太一郎会長、30周年事業実行委員長の神野紀郎さん、顧問の伊奈彦定さんが東愛知新聞社を訪れた。「路面電車は二酸化炭素の削減につながるほか、渋滞が緩和される。LRTの新設は全国初だ。路面電車が走る豊橋のまちづくりにも参考になる話が聞ける」とPRした。
 入場無料。事前予約優先だが余裕があれば当日入場もできる。予約は同会ホームページ=QRコード=か、事務局長の鈴木美江さん(080・3615・5137)へ。
【竹下貴信】
「路面電車サミットへ来場を」と呼びかける伊奈さん、神野さん、大辻さん(左から)=東愛知新聞社で
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