豊川で「ギャオス内藤」さん野球指導

2021/11/22 00:00(公開)
小学生を前にバッティングのポイントを説明する内藤さん=桜ヶ丘グラウンドで
小学生を前にバッティングのポイントを説明する内藤さん=桜ヶ丘グラウンドで
 豊川中ライオンズクラブ(小林琢生会長)は21日、ヤクルトスワローズなどで投手として活躍した内藤尚行さん(53)を招き、豊川市の桜ヶ丘グラウンドで小学生に野球を指導した。軟式少年野球の4チームの選手ら60人以上が参加した。同LC創立50周年事業。
 市立牛久保小学校から豊川高校に進み、1986年のドラフト会議でヤクルトに入団。89~90年に連続2桁勝利をマークするなど活躍し、97年の中日でのプレーを最後に引退した。36勝29敗26セーブ。独立リーグの監督を経て野球解説者。
 現役時代、その雄叫びから「ギャオス内藤」の愛称で親しまれた。この日も大声で児童を前に野球を指導した内藤さん。プレーの目的を「投手」「打者」「野手」に分けて説明した。自らを「ギャオちゃん」と呼びながら、野球理論を優しい言葉で説明した。
 実技では選手たちにキャッチボールをさせ、足の上げ方から丁寧に指導した。最後に「小学生だから学業優先。先生の言うことをよく聞いて勉強してください」と呼びかけた。
 午後は「野球から学ぶ健康な心を身体づくり」をテーマに豊川高校で講演した。
【山田一晶】
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