三遠ネオフェニックスのホーム戦に沸いた「新城市デー」

2021/12/12 00:00(公開)
会場に設けられたイェロバツ選手の献花台=いずれも豊橋市総合体育館で
会場に設けられたイェロバツ選手の献花台=いずれも豊橋市総合体育館で
急逝のイェロバツ選手追悼式も

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の「新城市デー」が11日夕、豊橋市総合体育館であった。試合前には昨季まで所属し、今月5日に亡くなったセルビア出身のステバン・イェロバツ選手(享年32)の追悼イベントがあった。ゲームは千葉ジェッツ戦で、89対101で敗れた。
 コートサイドのブースでは長篠・設楽原の戦いをPRするトリックアートのフォトスポットで観光地を紹介した。11月13日に就任した下江洋行市長は甲冑(かっちゅう)姿で、市の「営業部長」の「のんすけ」と登場。「我々が来たからにはきょうから三遠ネオフェニックスは怒とうの快進撃を続けます」と力強く宣言。「応援リーダーの山内盛久選手を中心に力強いプレーを期待します」とエールを送った。
 一方、追悼イベントでは会場に献花台を設けた。ファンが持ち寄った花を手向けたほか、メッセージを添えた。試合前にはフェニックス、ジェッツの両チーム選手と観客が起立し、イェロバツさんが付けていた背番号31にちなみ31秒間黙とうした。12日もある。
 脳卒中で亡くなったイェロバツさんはフェニックスのパワーフォワードとして52試合に出場。攻守に活躍した。フリースロー成功率は89・5%でリーグ3位だった。今季はギリシャのチームへ移籍し、練習中に倒れたという。
【安藤聡】
甲冑姿であいさつする下江市長
甲冑姿であいさつする下江市長
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