伊良湖港と周辺まちづくりに取り組む「みなとオアシス伊良湖運営協議会」は23日、田原市の道の駅伊良湖クリスタルポルトで地魚を活用したご当地料理「Sea級グルメ」のお披露目会を開いた。認定された近隣9店がアレンジした料理を来場者に振る舞った。各認定店で22日から順次発売を始める=表=。
今年9月に伊良湖港が国土交通省「みなとオアシス」に登録されたのを機に、活性化事業の一つとして始めた。渥美商工会観光事業委員会を中心に近隣の飲食店や宿泊施設などが参加し、11月の試食会を経て初年度は9店を認定した。
食材にはアイゴやキビエなど、大きさや流通の都合で消費者になじみが薄い未利用魚を使う。渥美魚市場に揚がるこれらの魚をすり身にし、フライや天ぷら、鍋物の具材などにアレンジしたご当地ならではの料理として販売する。
同市夕陽が浜で専門店を営む「カジューバーガー」の水谷忍店主は、はんぺんにしたすり身をフライにした「田原フィッシュバーガー」を提供する。近所で養殖する「プレミアムラスサーモン」のフライ、大葉など地元産野菜を挟んだ。コチュジャン風味のピリ辛たれが特徴だ。
この日のお披露目会には山下政良市長ら関係者も出席し、各店に認定証を手渡した。会場には各店の料理が並び、一般来場者らも新しいご当地グルメに舌鼓を打った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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