29、30日に「ユーモ豊橋」 思い語る足立実行委員長

2022/01/26 00:00(公開)
足立実行委員長(提供)
 豊橋市松葉町の「こども未来館ここにこ」で29、30の両日「ユースモデリングコンテスト豊橋2022」(ユーモ豊橋)が開かれる。東愛知新聞社など後援。ものづくりの展示と発表で全国の高校生チームが競う大会だ。第1回は9学校10チームが出場。豊橋工科高校からは建築科と模型部が作品を発表する。初開催を前に、実行委員会の足立剛委員長に思いを聞いた。
 足立さんは2013年から浜松で高校生主体のジオラマ作品の展示やコンテストに携わってきたが、大会が有名になると質の向上と同時に弊害も出た。目指したいものとずれたため、20年の大会で身を引こうと決めていたが、新型コロナ禍での大会中止が心残りで、心機一転「ユーモ豊橋」としてリスタートした。
 豊橋を新たな若者の自由な造形、創作の作品コンテストの開催地として広めたいという。ものづくりの大会は数あれど、ユーモ豊橋のように「立体造形で50㌢立方の枠内に収まればなんでもよい」というものは珍しい。絵画や写真、書なども立体的に見せる工夫があれば可能だ。「小さな世界の中で自由な表現を見せて」と、足立さんは若者ならではのアイデアを歓迎している。
【岸侑輝】
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