豊橋市草間町の県立豊橋工科高校で18日、中部地域づくり協会が防災出前授業を開いた。VR(仮想現実)の技術を使った水害体験や、AIの学習能力を生かした対話システムで災害に関する知識を広げた。
土木建築などを学ぶ都市工学科の生徒らが受講した。同協会地域づくり技術研究所の神谷政人研究員らが、台風や線状降水帯がもたらす大雨と水害のメカニズムなどを紹介した。
VRの水害体験では専用ゴーグルとヘッドホンで床上浸水が始まった自宅の一室を映像で再現した。テレビから流れる大雨警戒情報で避難方法の判断を五つのパターンから選択。膝上から腰まで浸水した市街地で立ち往生する光景を写し、臨場感あふれる映像でイメージさせた。
対話型ツール「ChatGPT」を使った防災学習では、1959年の伊勢湾台風について生徒らが画面上のアバターと質疑応答した。防災学習支援のため今後は小中学生向けの防災講座に活用するという。
ほか、台風に伴う高潮の仕組みや河川堤防の決壊を模型などを使って実演した。
神谷さんは「豪雨災害時は、遅くとも警戒レベル4で避難を実行してほしい。障害者など要支援者がいる場合は3で避難を始める方がいい」と助言した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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