フェニックス、A東京とのホーム開幕戦飾れず 立ち上がりに課題

2024/10/19 21:00(公開)
ヌワバ選手のダンクシュート=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は19日、「豊橋市総合体育館」でホーム開幕戦に臨んだ。アルバルク東京に59対66で敗れた。

 

立ち上がりに課題、後半巻き返すも

 

 第1クォーター(Q)は、ターンオーバーが目立ち、本来のアグレッシブなディフェンスからの素早い攻撃が鳴りを潜めた。終盤に司令塔の佐々木隆成選手が途中交代するアクシデントもあった。ディフェンスは外国籍選手の高さのあるインサイドの攻撃に苦しみ、8点差ビハインドで終えた。

 

 第2Qはデイビッド・ヌワバ選手のダンクシュートで一時4点差としたが、アルトゥーラス・グダイティス選手のジャンプショットなどで突き放され、9点差で折り返した。

 

 第3Qは三遠も盛り返す。ヌワバ選手や津屋一球選手の懸命なブロックなどで粘り強く守る。相手のシュートミスからボールをつなぎ、吉井裕鷹選手の3Pシュートで8点差とした。

 

 第4Qはヤンテ・メイテン選手のジャンプショットで波に乗ると、ヌワバ選手、大浦颯太選手の連続3Pシュートで追いつき、会場のボルテージは最高潮に達した。だが、相手の外国籍選手のインサイド攻撃に遭い、再び離された。

 

大浦の同点3P

ディフェンス磨いて次戦で巻き返し

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「ローテーションのミスはあったが、随所にアグレッシブな守備ができていた」と振り返った。

 

 吉井選手は「5試合連続で同じやられ方で責任を感じている。ディフェンスで我慢できるメンバーが集まっているので、次戦は立ち上がりを意識したい」と前を向いた。佐々木選手については「スピードはチームの強み。補うことができず悔しい」と話した。

 

 次戦は20日午後3時5分から。

 

三遠のディフェンス
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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