新城市指定文化財の「祭礼能」に使われる能装束と能面の虫干しが20日、本町公民館であった。
祭礼能は毎年10月に富永神社例大祭の初日に奉納される能と狂言。1736年から氏子が奉納し、翌年から狂言も加わったと伝わる。1958年に神社境内の「能舞台」と、「能装束・能面」とともに市無形文化財に指定された。
虫干しは毎年、新城能楽社が例大祭後に続けている。公民館の室内には23種類105点と能面が並んだ。11日に上演した「半蔀(はしとみ)」でシテが着用した装束もあった。また今年度新調した「赤地縫箔」もお披露目された。
代表の中嶋康夫さんは「風通しの良い場所で虫やカビから守るのが虫干し。次の世代へしっかりと衣装と能面を受け継ぐためには大事な作業です」と説明した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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