今年で創立50周年を迎える豊橋少年少女合唱団の「第45回定期演奏会」が29日、豊橋市の「ライフポートとよはし」コンサートホールで開かれた。豊橋文化振興財団共催、東愛知新聞社など後援。
1975年5月、子どもたちの友情や音楽的可能性を広げ、音楽文化普及を目的に、故田辺秀治氏が創立。79年から毎年定期演奏会を開き、これまで国内外の合唱団や交響楽団と共演したり、地元の催しや海外への演奏旅行などに出向くなど積極的に活動してきた。現在は田辺さんの娘で合唱団卒業生でもある声楽家の田辺菜美子さんが指導、指揮を務める。
周年を記念し、団員25人に加え、一般公募のワンステージメンバーや今回のために集まった卒団生も舞台に立った。演奏会は2部制で第1ステージでは「ヨーロッパの曲」として「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「歌声ひびけば」などを澄んだ歌声で披露した。
第2ステージは50周年記念「不思議な楽譜」を上演。高校生の団員らが台本を手掛け、卒団生で劇団四季などで活躍した岩本やよいさんが演出・脚色を担当したオリジナル作品。現団員がタイムスリップしながら合唱団の歴史をたどっていく話で、これまでの定期演奏会や演奏旅行などで歌ったさまざまな曲を楽しい演技とともに披露し、客席から盛大な拍手を受けていた。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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