フェニックスがホーム豊橋で茨城に逆転勝利 流れ変えたヌワバ選手

2024/10/26 22:06(公開)
チーム最多得点のヌワバ選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は26日、ホーム「豊橋市総合体育館」での第5節で茨城ロボッツと対戦。1戦目は87対73で勝った。デイビッド・ヌワバ選手の活躍で、第3クオーター(Q)で逆転。最大13点差をはね返した。

 

 課題の第1Qは、ロバート・フランクス選手らにインサイドを攻められ、18対18で終える。第2Qは一進一退の攻防が続く。一時6点差とされたが、終了間際に大浦颯太選手の3Pで1点差まで詰め寄った。

 

 後半は茨城ペースで試合が進んだ。残り4分半で13点差と苦しい展開だったが、ヌワバ選手が流れを変える。守ってはパスカットやリバウンドでボールを奪い、攻撃では素早いドライブでゴール下を攻めてファールを誘った。第3Qは残り1分46秒から13得点を決める驚異的な活躍で逆転。第4Qは勢いそのままに津屋一球選手が3Pを決めると、ヤンテ・メイテンや吉井裕鷹、ヌワバの両選手らが次々と得点を奪い、最終的には14点差をつけた。

 

 ヌワバ選手がチーム最多の20得点で、吉井選手が14得点で続いた。津屋選手が4本の3Pを決めて今季最多をマークした。

スロースタート課題

 

 大野篤史ヘッドコーチは、リードを許した前半について「自分たちのディフェンスのスタイルではなかった。結果的に勝たせてくれたが、『パンチファースト』がきょうは見えなかった」と手厳しかった。

 

 次戦に向けて「自分の100%を出して帰ってきてほしいし、やるべきことをやって負けたら仕方ない。激しくタフなバスケをするチームでありたい」と期待した。

 

 ヌワバ選手は「終わり方は良かったが、前半はスロースタートとなったのが反省点。次戦は立ち上がりからエナジーを上げて、強度の高いディフェンスをして、自分たちらしいバスケットをしたい」と語った。

 

 2戦目は27日午後3時5分から。

攻守で活躍の吉井
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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