豊橋市の「AMSアマノミュージカルスタジオ」が主催する「紫式部日記異聞」が18日、「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開かれた。平安時代を題材にしたAMS初の完全オリジナルミュージカル。華やかな舞台で観客を魅了した。
東愛知新聞社など後援。「源氏物語」の作者紫式部を主人公に、今も昔も変わらない夫婦や家族、男女間の愛、仕事を持つ女性からの問題提起などを描いている。劇中に「竹取物語」「とりかへばや物語」「落窪物語」など他の物語も織り交ぜた楽しい内容だ。
幼児から高齢者までの出演者が稽古の成果を披露。シリアスとコミカルが混在したストーリーと華やかな衣装、伸びやかな歌声と踊りで、観客を楽しませた。「輸入もののミュージカルではなく、日本人が日本人役をする挑戦作。豊橋から世界に発信する第一歩になれば」と脚本の布藤聡子さん。藤原道長を演じた天野陽一代表は「約2時間半の中で出演者が花開くのを見て」とコメントする。
上演は19日もあり、午後1時からと同5時から開演。5時の部はプラット窓口で当日券も販売する。
【田中博子】