熱気あふれる豊川の「おいでん祭」

2023/05/28 00:02(公開)
まつりの始まりを告げる華々しい総踊り
 豊川のまちなかが沸いた。豊川市制80周年記念行事「第32回 豊川市民まつり『おいでん祭』」が27日、市野球場とその一帯で開幕した。28日まで。新型コロナウイルス禍で中止が続き4年振りの開催。開場前から多くの見物客がメイン会場の市野球場に集まった。開会式での竹本幸夫市長の「4年振りのおいでん祭です。熱気を弾けさせましょう!」の声に皆が大きな拍手で応えた。
 二つの新イベントが特に見どころ。一つは「ダンスフェスティバル23」。おいでん祭の花形「おどら舞コンテスト」などのダンスイベントがリニューアル。野球場のメインステージを中心に、よさこいに限らず50チーム以上が2日間に渡り「舞」を披露する。
 もう一つはケヤキ並木で開かれている「おいでん祭だよ!働く車集合!」。パトカーや消防車、自衛隊の車両、ショベルカーなど20種以上の車がずらり。一部車両には体験乗車もあり、親子連れが長い行列を作った。
 体育館では豊川観光と「とよかわブランド」のPRや、「とよかわ多文化交流スポーツ万博2023」が開かれた。豊川PRブースには、マスコットキャラクター「いなりん」が登場。居合わせた子どもらは抱きつき記念撮影をせがんだ。
 体育館前のグルメコーナーでは、豊川だけでなく豊橋や蒲郡、奥三河などから飲食のテントとキッチンカーが店を広げた。来場者は東三河の味に舌鼓を打ち、各種イベントを楽しんでいた。
 28日は午前10時からケヤキ並木で自衛隊によるパレードが開かれる。このほか、野球場でヒーロー戦隊ショー、プリオ前の道路で共催イベント「すわまちストリート」もある。
【夏目敬介】
ケヤキ並木では新イベント「おいでん祭だよ!働く車集合!」が
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