豊橋商議所が130周年式典

2023/06/08 00:02(公開)
130周年を機にさらなる飛躍を誓った記念式典=プラットで
未来と世界見据えて輝く

 豊橋商工会議所の創立130周年記念式典が7日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」であった。インフラ整備やまちづくりなどの商工業を支えた歩みを振り返り、地域の総合経済団体としてさらなる飛躍を誓った。式典後、脳科学者の中野信子さんが専門分野の立場から、ビジネスへの生かし方について講演した。
 神野吾郎会頭は「物価高や人材不足、脱炭素やデジタル技術の進歩など大変革の中にある。節目の今年から、10年先を見据え『上を向き世界を見つつ光を探す』スローガンを掲げた。豊橋や東三河の潜在能力と魅力を最大限に広げ、世界の中で輝き続けるまちの原動力となりたい」と誓いを新たにした。
 大村秀章知事や浅井由崇市長、県内の商議所と商工会の役員、同商議所の議員と常議員ら約200人が節目を祝った。
 式典では、商議所活動に功績のあった会員企業や団体を表彰。議員60年以上の27社のうち、豊橋鉄道の小笠原敏彦社長に記念楯を手渡した。このほか、市内進出から60年と30年を超えた4社・事業所、大学や商議所女性会と青年部の5団体をたたえた。

中野さん講演会も

 中野さんの記念講演会では、運の良し悪しとチャンスをつかむ人の特徴などを最新の研究成果かを例に紹介した。
 豊橋商議所は1893年設立の「豊橋商業会議所」が起源。まちづくりや産業インフラの整備促進などに取り組んだ。この10年間では創業や事業承継、スタートアップの育成支援をはじめ、経済団体同士の連携を図る東三河広域経済連合会を組織するなど新たな課題にも挑んだ。会員は今年3月末現在で5079事業所。
【加藤広宣】
60年以上の永年議員企業に楯を手渡す神野会頭㊧
脳科学のビジネスへの応用を語る中野さん
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