豊橋信金が総代会

2023/06/17 00:00(公開)
豊橋信金の総代会であいさつする山口理事長=ホテルアークリッシュ豊橋で
 豊橋信用金庫は16日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で第81期通常総代会を開いた。2023年3月期の決算報告のほか、剰余金処分案などの4議案を原案通り承認した。
 山口進理事長は冒頭、2日の東三河豪雨被災者へのお見舞いの言葉を述べた。そして「昨年はウクライナ情勢と金融引き締めによる原材料高があった。引き続き地域の事業者に寄り添ったコンサル事業などを進めていく。組織としてデジタル化、SDGs(持続可能な開発目標)にも取り組む」などとあいさつした。
 業績は、預金は9668億円(前期比1・4%増)、貸出金は4355億円(同0・9%増)となった。当期純利益は12億4500万円(前期は15億1900万円)を計上した。自己資本比率は14・70%と高水準を維持。不良債権比率は2・30%と低水準にとどまった。
 役員改選では、金子和久専務理事、大山勇常務理事の退任が了承された。新たな理事として隈元慶慈本店営業部長と、森尚生事務管理部長が選任された。総代会後の理事会で、近藤信彦常務理事が専務理事に、岩瀬忠成、宮川直樹の両理事が常務理事になることが決まった。
【山田一晶】
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