アグリトリオと渡辺パイプがサイト連動

2023/07/08 00:00(公開)
全国へ拡大中のアグリトリオのサービス「農How」=豊橋市内で
農業の担い手や労働力確保へサービス開始

 農業人材マッチング会社「アグリトリオ」(豊橋市植田町)は、農業関連資材大手の「渡辺パイプ」(東京都中央区)と連携し、双方の人材マッチングサイトを連動させたサービスを始めた。利用者登録情報などを共有し、全国規模で利用頻度を高めたい考えだ。
 ともに、農業の担い手不足や物の調達などの課題解決を目的としたプラットフォーム(基盤)を展開する。双方の乗り入れで機能の補完とサービスの幅を広げられる。
 アグリトリオは2019年8月にアプリサービス「農How」を東三河で立ち上げ、全国へ展開中。エリア特化型のサービス展開で農家と農作業を担う「クルー」をつなぐ。今年6月現在の登録農家は800人、クルーは1万1000人。三遠地域をはじめ、現在は西三河や九州方面などへエリアを広げている。
 一方、渡辺パイプのウェブサービス「アグリウィズ」は、農家同士で農作業請負や農作物の販路拡大、農機具の購入や賃借などを融通し合えるのが特徴だ。
 両社のサービスがつながることで、農家が必要な時期に人材や関連資材などをそろえることが可能になるという。農作業を担う登録者も労働機会の増加が見込める。
 「農How」の会員は利用画面で「連携」ボタンを押すだけで「アグリウィズ」にも会員登録される。
 アグリトリオの石川浩之社長は「農業分野の労働力不足解消へつなげたい」と期待する。
【加藤広宣】
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