豊橋で8月6日「新アリーナを考えるシンポ」

2023/07/26 00:01(公開)
計画作成が進む新アリーナ候補地の豊橋公園(6月1日撮影)
 「東三河くらしと自治研究所」(代表、宮入興一愛知大学名誉教授)は「多目的屋内施設」(新アリーナ)について考えるシンポジウムを豊橋市松葉町2の市民センター「カリオンビル」で8月6日に開く。6月の市議会で審議した基本計画案の中間報告を元に、建設反対の立場から研究者や市民が問題点などを挙げる。
 パネリストは斎藤啓市議、研究所の宮入代表のほか、地元住民で「豊橋公園の未来と新アリーナを考える会」代表の藤田茂樹さん、白紙撤回を求める市民グループの佐藤清純さん。
 斎藤氏は豊橋公園での建設計画を巡る経緯を読み解く。宮入代表は園内の候補地にある豊橋球場が移転先とする「豊橋総合スポーツ公園」について、津波避難の難しさや液状化の危険性などを指摘する。藤田さんは新アリーナ整備事業の財源問題を取り上げる。佐藤さんは建設と市民運動の動向を紹介する。
 新アリーナ建設は昨年5月30日、市が豊橋公園を候補地と発表。基本計画策定の調査費を県と折半した。候補地の一部が朝倉川の家屋倒壊等氾濫想定区域にあると分かったが、市は6月の市議会総務・建設消防委員会の合同審査会で、公園内の豊橋球場を神野地区へ移す提案を中間報告に盛り込んだ。今後は8月中にも最終報告を市議会に示し、今秋の事業者選定着手を目指している。
 参加申込は不要、定員100人程度。問い合わせは研究所鈴木正廣さん(0532・48・1594)へ。
【加藤広宣】
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