大一青果が初の小売店 豊橋駅ビルカルミアに出店

2023/08/08 00:00(公開)
開店直後から多くの人が詰めかけた大一青果直営店=カルミアで
 東三河地区最大の地方卸売市場「大一青果」(豊橋市南島町2)が7日、初の小売店を豊橋駅ビル「カルミア」に出店した。豊橋商工信用組合と豊橋ステーションビルの連携事業第2弾。多くの人が新鮮な野菜や果物を買い求めていた。
 2階のフードマーケット内の約100平方㍍。菰田朋香店長によると、常時50~60種類の品が並ぶ。大一青果の高橋伸育社長は「市場も仲買いの権利を持って、市場で商品を買い取る。朝競りしたばかりの野菜など一日3回搬入できる」と話す。スーパーには無い「渥美産と豊川産のメロンの詰め合わせ」などの販売も可能だ。
 市場が直営店を持つことで消費者の声を生産者に届けられるメリットもある。農家に取引先の多い豊橋商工が大一青果をカルミアに紹介して実現した。信組の中村勝彦理事長は「農家の販路拡大をサポートしたい」と意気込む。
 豊橋商工と今年3月に連携協定を結んだステーションビルの浅野卓社長は「連携によってテナントとウインウインの関係を目指す」と話した。
【山田一晶】
店内で連携をPRする中村理事長、高橋社長、浅野社長(右から)
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