ロボコン世界一に輝く 豊橋技科大チーム

2023/08/29 00:01(公開)
世界一に輝いた豊橋技科大学チーム=プノンペンで(提供)
 アジア太平洋の13の国と地域の学生が手作りのロボットで技術やアイデアを競う「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」が27日、カンボジアのプノンペンで開かれ、日本代表で豊橋技術科学大学の「とよはし☆ロボコンズ」が初優勝した。日本代表が優勝したのは10年ぶり3回目の快挙だった。
 アジア太平洋放送連合(ABU)の主催。新型コロナウイルス禍で、4年ぶりに対面での大会だった。14チームが出場した。
 対戦は輪投げ。2台のロボットを駆使し、カンボジアの世界遺産「アンコールワット」に見立てたポールに輪を投げ入れる。制限時間は3分。試合終了時に、各ポールの一番上に輪を入れたチームがポイントを獲得できる。11本あるポールのうち、8点取ると「チェイヨー」と呼ばれるVゴールとなり、そこでゲームが終了する。
 高い技術力を武器に予選を2位で通過した豊橋技科大。決勝トーナメントでは地元カンボジア、強豪のベトナムを撃破。決勝に進んだ。
 決勝の相手は、前年優勝の香港代表。白熱する点の取り合いなったが、豊橋技科大がチェイヨーを決めて優勝した。
 「とよはし☆ロボコンズ」の廣本一真代表は「夢が現実になってとてもうれしい。常に強敵をイメージして、考えうる全てのことをやりきったことが実を結んだ。応援してくれた多くの人たちに感謝したい」とコメントした。
【北川壱暉】
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