豊橋出身の俳優久米さん、東愛知新聞社でPR
劇団の世界を描いた映画「オジさん、劇団始めました。」(山本浩貴監督)が豊川市下長山町の「シネマワールド豊川」で8日から14日まで公開される。出演者で豊橋市出身の俳優久米伸明さんが東愛知新聞社を訪れ映画をPRした。
久米さんは俳優歴25年。俳優活動の傍らに東京都で「こども演劇プロジェクトN.G.A.」を主宰し、4~18歳の子どもたちを中心に、演劇を通してコミュニケーション力や想像力を養うスクールを運営している。「劇で本物の感情をぶつけ合ったり、本番に向けて協力したりすることで、社会に出る前のコミュニケーションの格好の練習になる」と語る。
子どもの頃からテレビや映画を見て物語の世界にひかれていたという。明治大学入学後、在学中に劇団を立ち上げ、自身も舞台に立ちながら脚本や演出でも活躍した。
その後、自身の劇団を辞めてから、映画「マブイの旅」で共演した同い年の山本監督が立ち上げた劇団「プープージュース」に入団した。
今回の映画は、プープージュースが2020年に舞台公演し、好評を博したものを映画化した作品となっている。
昭和の匂いがする劇団「野生の王国」で、豊川市出身の俳優渡辺いっけいさん演じるサラリーマン浅野拓巳をはじめ登場人物たちが繰り広げる笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。東京の上映では好評で、公開期間が延長された。リピーターも多いという。久米さんは「おじさん主体の話だが、いくつになっても人はやり直せる、をテーマにしている」と語った。
9日には渡辺いっけいさん、出演者で同じ劇団員の中野マサアキ、山本監督が登壇する舞台あいさつがある。「家族で見ても安心して楽しめる作品。また、劇団の裏側という、普段は表に出ない不思議な世界をぜひ見に来て、一緒に観た人たちとワイワイ語ってほしい」とPRした。
【岸侑輝】