豊橋市二川宿本陣で「菊の節句―重陽」

2023/09/08 00:02(公開)
「菊のきせ綿」などを再現した板の間=いずれも二川宿本陣で
 豊橋市二川宿本陣で「菊の節句―重陽」が開かれている。五節句の一つ、菊で邪気を払い長寿を願う「重陽の節句」(9月9日) にあわせた催し。10日まで。
 本陣板の間には、白や紫、黄の菊花やススキなどの生け込みを並べたほか、菊花の上に真綿をかぶせ、朝露や香りを移した綿で顔や体を拭いて長寿を保つとされる上流階級の風習「菊の着せ綿」を再現。いわれを書いたパネルを置いた。また、節句の際に女児が草を日本髪風に結い、竹にさして人形として遊んだという当地特有の「オカヅラ人形」も飾っている。
 ほかにも、地元二川の「つるし飾りの会」がカラフルな菊のつるし飾りや置き飾り、月やウサギのちりめん細工などを披露したほか、同じく「楽しい折り紙の会」が菊の花などをモチーフにした額や色紙作品、立体作品などを並べ、会場を華やげている。つるし飾りと折り紙は17日まで展示する予定。
 一般400円、小中高校生100円、市内在住の70歳以上100円。「ほの国こどもパスポート」利用の小中学生は入館無料。
【田中博子】
ススキとちりめん作品で秋を演出
立体、平面の菊の花などを並べた折り紙作品
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 虹の森 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国